こんにちは、マツです。
昨日の記事は最後まで読んでいただけたでしょうか?
これからあなたがトレードで稼いでいくために不可欠で大前提の内容についてお話ししているので、必ず全てを攻略できるように頑張りましょう!
本日のテーマは
『感情(欲)でトレードすれば負ける(メンタル)』
です。
稼げるトレーダーと言われる人でも大きく資金を溶かす場合があります。
それがどういった場合かというと、
「感情に負けてしまった時」
なのです。
昨日のメルマガでもこの部分に関しては少しお話しましたが、非常に重要な部分になるので再度深くお話ししようと思います。
まず理解しないといけないのが、感情を制御する必要があるのは
・負けた時
・勝った時
だということです。
通常、感情のコントロールが必要と思われるのは
「トレードで負けた時」
それはもちろん重要です。
しかし、もう一つの
「トレードで勝った時」
の感情コントロールも非常に大事なのです。
では、負けた時と勝った時のそれぞれの感情のコントロール方法を考えていきましょう!
トレードで負けてしまった時の感情コントロールの仕方とは?
負けた時は、言うまでもなく感情が荒ぶりますよね。
これが厄介で、非常に危険な脳内物質が大量に出ます。
負けた時に発生する思考回路としては、
・「なぜ負けたんだろう…原因はなんだろう…」
・「最悪だ…もうバイナリーなんて一生しない!」
・「次は勝てる、ここまで行ったらさすがに反発するはず」
という3つが考えられますが、圧倒的に多いのが、
「次は勝てる、ここまで行ったらさすがに反発するはず」
という感情です。
これは本当にすぐにでも理療する必要があり危険です。
3番目の感情に支配されると、一気に周りが見えなくなってしまいます。
そこでエントリーした根拠も、自分の都合がいいように捻じ曲げて考えてしまうようになります。
今までのロジックに、
「あ、こういう感じの要素も足したらいい感じかな!」
と、勝手に付け加えてさらにエントリーしてしまいます。
ただ、その追加した基準や新しいルールは過去検証が済んでいないルールですよね?
ということは、その根拠で勝てるという証拠は全くないんです。
負けた時はそんな当たり前のこともわからなくなり、全て相場が自分の思い通りになって欲しいと望むばかりになります。
そういった状態を避けるための考え方、ルールを作ることが大事です。
そのルールの例を下記に挙げますので、どれでもいいので是非取り入れてみてください。
【負けた時の感情を抑えるためのルール】
負けた時の感情を抑えるためのルールも解説していきます。
①冷静なときに1回のエントリーの金額を決めて紙に書く。そして、それをパソコンの画面の近くに貼る、または置く。
これは徹底するようにしましょう。
エントリーの時は熱くなって決めたルールも忘れがちです。
なので、必ず目に入るところに置いておき、強制的に自分を制御させる必要が有ります。
②このエントリーは負ける可能性も高い!と常に考えておく。負けた時の悪いイメージをする。
実際に負けると思っているところでエントリーしたらいいというわけではありません。
意識の面で、「負けるかもしれない」と思っておくということです。
そうすることで無茶なBET額にすることも減りますし、精神的に慎重になります。
一番危険なのはポジティブ思考になり「いけいけどんどん」になってしまうことです。
③毎回エントリーした結果を取引履歴と一緒にコミュニティだったり、投資仲間だったりに送らないといけない、というルールを課す。
これはどこかのグループなどに属した場合の話ですが、人間は誰でも失敗をオープンにするのを嫌います。
なので、このエントリーはグループに投稿しなければいけない、としておけば、エントリー自体も慎重になります。
負けることが悪いのではありませんよ!
負けの投稿は全然OKで、ダメなのは負けた後にルールを無視して余計な負けを生んでしまうことです。
そういった取引も強制的に誰かに見られる環境に少し身を置いてみましょう。
④月単位で+になればいいと常に頭に置いておく。
バイナリーオプションも投資なので、もちろん1日単位では負け越す時もあります。
しかし、あなたは今日だけ稼げたらいいのではなく、今後ずっと稼いでいきたいはずです。
となれば、大事なのは今日1日ではなく、もっと長い目で見た期間です。
例えば、勝率70%でもかなりの利益が出ますが、それでも100回やれば30回は負けるわけです。
その30回のうちの1回が今回来てしまったんだと割り切ることが大事です。(もちろん分析はする)
2.トレードで勝った時の感情コントロールの仕方とは?
そして、次に気をつけたほうがいいパターンが、
「勝ってしまった時」
です。
負けた時に気をつけるのは当たり前です。
ただ、結構盲点なのが調子がいい時です。
トレードで勝ち続けている時はあなたはどういう気持ちになるでしょう?
・投資だけで食べていけるような気がしてくる
・エントリーに自信がついて金額を上げて入ろうと思う
・できる投資家になった気がして他の場所でもエントリーしようと思う
などなどあるかと思います。
ただ、もしあなたがたった1週間程度利益がかなり出ただけなら要注意です。
まずは1ヶ月利益で終われていますか?
そして、それは勝率何%で、何回エントリーがあったのでしょうか?
決してエントリー回数が多いことがいいのではありません。
もちろん一番大事なのは勝率で、そこが利益に直結します。
まずその辺りの分析をするには最低でも1ヶ月、理想は3ヶ月〜6ヶ月は必要です。
プログラムが可能な方は5〜10年取れればなお良いです。
そのぐらいのデータを見れて初めて、
「自分は勝てている!」
という自信が持てます。
逆に、それ以下の期間での勝ち負けは一時的なものであり、ここが負け組トレーダーを多く生み出す怖いところです。
なぜか人間はいいことが続くと、もっと続くのではないか?と希望を持ってしまいます。
トレードでも同じで、5連勝とかすると、もうほとんど負けない気がしてきます。
少し面白いデータを出すと、僕の方でバックテストをとったロジックで、最高連勝11回だったんですが、最高連敗も15回となっていて、結果的に過去では一度破産していていました。
グラフ的にいうと、途中まではかなり調子が良く右肩上がりだったんです。
ただ、ある時からジリジリ下がり始め、そこから息を吹き返すことはありませんでした。
これは、データをとったからこそ見えたもので、もしデータをとらなければ自分も同じ目にあっていたかもしれませんよね?
10連勝とかしちゃって、気分はもう有頂天、このロジック無敵!と確信し、そこからBET金額を上げていく。
すると、次は勝てたがそこからはなかなか勝ちが続かない。
そしてある時15連敗(おそらくそこまでメンタル持ちませんが(笑)
これは悲劇です。
BET金額が小さい時に11連勝して、金額を上げてから連敗しまくるわけですから、データよりも早めに破産しますね。
もちろん僕はそのデータを見た瞬間そのロジックは捨てたので無害ですが、同じようなことがあなたにも起こりえます。
勝てている時こそ、
「その勝ちは本当の勝ちなのか?」
ということを常に自分に問いただして欲しいです。
・エントリー根拠を明確に説明できるのか。
・データはとったのか。
・過去相場でちゃんと検証はしたのか。
など、クリアしないといけない問題はたくさんあります。
そこを完璧にせずしての勝利が感情にとってかなり危険だということを理解してください。
勝った時にワクワクの感情になるのは良いのですが、
・それがBET金額の増加に繋がったり
・エントリー基準の妥協に繋がったり
することは絶対に避けましょう。
どちらかでも当てはまっていれば、今一度自分を見つめなおして冷静な判断をするよう心がけてくださいね。
今日は、
『感情(欲)でトレードすれば負ける』
というテーマでお話ししました。
実際の相場の読み方の部分ではないので、期待はずれ、みたいに思うかもしれませんが、それは大間違いです!
これから実際に投資を初めていけば実感するかと思いますが、感情コントロールがロジックよりも何よりも一番大事です。
なぜなら、ロジックは僕のような外側から決まった枠を提供できますが、感情に関しては僕らは一切関与できず、絶対に自分で戦って克服しないといけないからです。
勝てるトレードロジックを持っていても感情に殺されることは無数にあります。
そうならないために、是非感情コントロールを身につけてください。
・トレードに勝った時
・トレードに負けた時
この2パターンです!
では、今日のお話はこの辺で(^ ^)
明日も無料講座を配信しますのでお楽しみに!
- 勝率80%でも資金にならない恐怖!?資金管理の重要性について
- プロトレーダーが実践している資金管理の方法とは?
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本日も宿題を用意しています!
本日の宿題は自分を見つめ直し、冷静なトレードができるようになるためのものなので、是非是非提出してみてくださいね!
⇩宿題提出内容⇩
・貴方がトレードで負けてしまった時、どんな気持ちになっていたか、振り返ってみて、ご記入ください。
・これからどういったメンタル管理に変えていこうと思いますか?講義を読んでみての考えをお書きください。
キャンドルマツ公式LINEに提出
https://tri-line.ex-pa.jp/LR/5DBxtc
PS.
本日の記事を読んでいただいたあなたへのインジケータープレゼントは、
「エンベロープ」
というインジケーターを使った、サインインジケーターです。
インジケーターに関するご質問等は公式LINEまでお願いいたします。
ありがとうございました。