• トレーダー心理
  • 大衆心理
  • 相場心理

こういった言葉をよく聞きませんか?

 

持論ですがトレードには大きく分けて2種類のトレードスタイルがあると思います。

 

そのうちの1つが「心理トレード」

 

これはバカにできない非常に重要な考え方であり、大きく稼ぐには必須の技術でしょう。

 

そして、そんな心理トレードについてもっと知りたい!というお声を頂戴することも多かったので、

今回有料コミュニティ「トライアンフβ」のグループで上がった質問を元に少しだけ相場心理・大衆心理をどのように考えてトレードするのかをお話ししようかと思います。

※最後にファンダメンタルズ分析を実際にどうトレードに活かすのか?というお話もしていますので是非最後までご覧ください(^ ^)

相場心理、大衆心理を分析するとは?

会員さんからの質問:

ロジックで到達する水平ライン(BOでエントリーするとき)で待ち構えているFXトレーダーはどのような心理状態ですか?

・単純にレンジブレイクした大口トレーダーの利確だけでしょうか?
・含み損を抱えたトレーダーの決済ポイントですか?

僕の回答:

こちらなのですが、まず最初の下降トレンド、ここでは買い手・売り手が混じり合っています。

 

なのでノータッチです。

 

そして、レンジを作ることでレンジでは何が行われるか?と言うと、売った人の決済(買い)、そして、新規の売りと買いが発生していると考えられます。

 

この時、買いの人の決済は唯一可能性は低いと思われます。

 

なので、しっかりとしたボックスレンジ内で戦っているということは、新規の売りが入ることで売っていた人も希望通りの決済枚数(買い注文)は消費できたと考えられ、決済買い+新規買いの力が勝ちレンジを上ブレイク、

この時点で保有していると考えられるのは先ほどの下落トレンドでロングで保有してしまっていた人と、レンジ内で売りと買いで保有していた人です。

 

まず、以前からロングで持っていた人ですが、方向性が一時は怪しくなってしまい下でレンジを組みました。

 

なので精神的にもその間相当なフラストレーションが溜まります。

 

頼むから上に抜けてくれ、と願っていたところ上に抜けたわけです。

 

まず考えられるのはそのフラストレーションからの解放です。

 

そのため、だいたい建値付近に戻ってきたところで決済を行うケースが多いです。

 

ただし、エントリーしたところは人それぞれですし、ぴったりで決済するひともいればある程度含み損が無くなったところでまだ少し含み損だが逃げる人、戻ってきたので少し欲を出してプラスに転じてから決済する人、など様々な決済タイミングが考えられます。

 

なので、「上昇のどこか」で撤退決済は入るだろう、という目線が一つ。そして、純粋にレンジでポジションを持った人の中のショートの人は特に考えません。

 

なぜなら、もちろん一定数の損切りは入るものの、ほとんどの人はそのまま保有するからです。

 

このあたりはプロスペクト理論と言って人間の欲の話になります。

 

なので残るは新規の買いの人ですが、これもプロスペクト理論で、人間は利益はより安全に早く確定させたいと考えます。

 

そのため、利益が出たら、「どこで利確しようか」という目線で相場を見ます。

 

利益が出ている時に、「ここからどこまで下がったら損切りしよう」と逆に損切りの心配をする人は少ないですよね?

 

その、どこで利確しよう、という目安となるのが「〇〇だと僕は考えます」。(ここは会員様用の内容なので隠させていただきます。笑)

 

より分かりやすく、目標にしやすい、そして分かりやすいからこそ多くの人がそこで利益を確定させたくなる、こういった心理が考えられます。

 

ここからは、あとはどこが効きやすいか?というのを検証した結果、レンジブレイク時の波が利確意識されている可能性がたかそうだ、という結論に至ったのでそこを目標にしています。

 

プロスペクト理論とは?
簡単に言うと、損はなかなか確定ができず、利益は手堅く確定したい、と思う心理のことです。

投資に関わらず人間の心理のようなものになります。

例えば投資の場合は含み損を持っていると、いつかは戻ってきてくれるはず…

仮にここで損切りをしてそのあとにプラマイゼロぐらいまで戻ってしまったら嫌だ!

と思って、なかなか損を切れない状態です。

一方で利益が出ている間は、「どこで利確しよう」と常に利確ポイントを探してしまいます。

これは、早く利確してしまわないと一度含みで得た利益がゼロになってしまうかもしれない!

という焦りから生まれます。

このように、

・損は切ったあとに戻るのが惜しい、いつかは戻ると信じてなかなか確定させられない。

・利益は早く切らないと逆行してしまうのが怖いのでどこかで早く確定させたい。

と思って行動することをプロスペクト理論と呼びます。

以上がグループでのやり取りになるのですが、もう少し詳しく解説もさせていただきます。

前提として、全部の心理を読み切ることは無理なので、「わかりやすいところ」を見つけれれば、という感じです。

「統計学トレード」と「心理トレード」

少し頭に置いておいて欲しいのがトレードには、

  • 統計学トレード
  • 心理トレード

の2種類のトレードスタイルがあるだろうということです。

 

統計学トレードというのは、決まった形での今までの勝率から同じ形が来たらその勝率に収束するだろう、という見方で、これが値幅とかサイクルとかをそのままロジックにする場合なのですが、

これは心理トレードとは全く別物だと思っています。

 

(もちろん互いの要素を混ぜあって心理トレードにより確率的に期待値が高そうな要素のポイントを合わせる、といったこともあります。

一番いいのがそういった「複合型トレードスタイル」ですね!)

 

心理トレードに関しては形とかサイクルとかではなく、「今その場でポジションを持っている人たちはどのような気持ちなのか?」をあらゆる角度から考える必要があります。

 

統計学トレードはある程度時間と労力が必要ですが形さえ認識してしまったら後は探すだけなのでそこまで頭を使いません。

 

一方で心理トレードは形というよりはその場その場での考察力がすべてなので毎回頭使います。(まあ決まった見方ができればある程度は楽でしょうが)

 

ただ個人的にはフルベットできるのはこっちかなと思います。

 

統計トレードはあくまで数字的なものなので負けることもあることを考えると資金は常に一定にしないといけません。

 

で、本題に入ると、狙うべきポイントは「決済ポイント」かなと思っています。

 

エントリーの箇所ってトレーダー各々でバイナリー的にピンポイントでかぶってくることはあまりないかと思います。

 

例えば下の画像はAUDJPYの1時間足なんですが、サポートラインを一度ブレイクして騙しで戻ってきてMA21に当たったところで大きな上ヒゲをつけて押し戻されました。

 

FXではこのポイントで「戻し売り」が行われている可能性が高いと予想できます。

 

ただ、そこでは入らず次のコマ陽線をその次の大陰線が包んだことでそれを見て戻し売りを入れる人もいるかもしれません。
これは正直わかりません。

 

ただわかるのは「この辺で」戻し売り注文がいっぱい入っているのでは?ということです。

現にそこからすぐ上に行こうとしても叩かれています。

 

そして、ここで上に行くということは、ブレイクが騙しと見てロングを保有している人がたくさんいるとも予想できます。
→ただ、これは下手くそなトレードです。

 

ここで、
・売り注文を入れた人はどこで利確したくなる?
・売り注文を入れた人はどこで損切りしたくなる?

・買い注文を入れた人はどこで利確したくなる?
・買い注文を入れた人はどこで損切りしたくなる?

の4つを考えるべきかと思います。

 

なぜなら、エントリーポイントはそれぞれ違えど、決済は集中するからです。

 

その中でも「損切り」の方がみんな同じところ=ラインをみるかな?ということです。

 

利益ってもちろんラインでも見ますが、ピプスとか金額とか、フィボナッチとか値幅とかいろんなもので見ると思います。

 

でも、一般的なトレーダーは損切りは結構ラインとか、ここまできたら切るな〜って見る人が多いはずです。

(うまいトレーダーはレシオというのを考えてちゃんと比率で損切るのでこれは読めません)

 

なので、どこでポジションを取ろうが結局みんなが切りたがるところを見つけるのが最善策かなと思っています。

 

結論的に言うと、心理トレードを考える際は(あまり)サイクルとか値幅を重視しなくてもいいかな〜と。

 

それを見てしまうと心理分析の趣旨からずれちゃうんですよね。

 

ただ、フィボナッチは見てるトレーダーも多そうなので多少は当ててみてもいいかなとは思います。

 

シンプルに反発したところはなぜ反発した=嫌がられた=逃げられたのか?ラインは引けるがブレイクしたところ(できれば大きくズドンと)はなぜブレイクしたのか?=損切りが入る場所ではなかったか?

とかを見るのがまずはいいのではないでしょうか(^ ^)

 

これはあくまでも分析の一例。心理トレードに正解はありません。

 

貴方も是非自分なりの分析をあれこれとしてみて相場を観察してみていただければと思います!

おまけ

あとは余談ですが、最近(5月初め〜半ば)は米中摩擦で相場がグワングワンです(笑)

 

日経平均、ダウの下落続伸も相まって相場が不安定なので、ファンダ情報のチェックもできたらこまめにしてください。

 

今はいわゆる「有事」の状態です。

 

最近の米中摩擦によって米ドルが不安定になるとともに、避難通貨である円が買われていることがクロス円下降トレンドの大きな理由です。

 

そしてトランプが「米中関係改善に用意がある」みたいな発言をした時に、円買い勢が利確したり円を手放してまたリスクオン通貨へ交換したりした影響でクロス円はあげたりしましたが、

結果として「改善策」はなく、関税を引き上げるという制裁を加えたことで再度米ドルの失望売り、避難通貨円買い、などでクロス円続落となっていると考えられます。

 

とにかく、最近はファンダの動きが非常に大事ですので取引の際は慎重に行い、大きな動きをした時はニュースをチェックするようにしましょう。

 

今は米中なので円に集まっていますが、これがヨーロッパの有事とかだとフランに集まる可能性が高いのも覚えておくといいです。

 

フランは日本円と同じで金利が低いのに加え、フランがどこの通貨か、という点です。

 

フランはスイスフランですよね。なので永世中立国であるスイスに避難される現象が起こります。

4月終わりぐらい?はそれが顕著に現れて、スイスフランに注目が集まっていました。

 

イギリスのEU離脱問題の間はフラン買いが多発したのですが、離脱は延期する、と言う内容がわかったのでフランを手放す動きがトレンドを作りそこに他要因で円買いも相まってトレンドを継続させた、という感じでした。

 

欧州はユーロ、ポンドと主要通貨として流通していて、さらに他にも欧州通貨は存在しそれらがフランに集まるので大きなトレンドを作りやすいです。

 

そのため、バイナリー的な視点でも反発をなかなかせずだらだらとトレンドを作ってしまう可能性がありますので、フランで大きなトレンドができているときはそのトレンドが終わるまではフランには触らないことをお勧めします。

 

それでは、今週も「相場心理」「大衆心理」を意識してトレードを頑張りましょう(^ ^)

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